3D迷路として構成される3つのビル。リアルタイムに探索しながら発見される数々のアイテムを駆使して財宝を奪取し、屋上のヘリポートから逃げおおせるのが目的です。
プレイヤーは1Pジェイク&2Pエルウッド。パッケージイラストでは全く別人の二人ですが、ゲーム画面では見ての通り双子ではないかというほどよく似ています。二人の心の絆が稚拙なグラフィックながらよく表現されています(嘘) |

実によく似ている |
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ようやくライトの電池を発見 |
このゲームは双方のプレイヤーの視点で画面が構成されるため(左右2つの3D迷路画面が表示される)、自分の姿を見るには相棒に発見してもらわなくてはなりません。
別に出会ったからといってアイテム交換など気の利いたことが出来る訳ではないので、全く意味はありませんが・・。
難易度的にはマップさえ把握できてしまえば相当簡単です。
敵に見つかったら逃げるしかないのですが捕まってもゲームオーバーにはならないし(2人で遊んでいれば簡単に助けられる)、制限時間も大甘なのでちょっと物足りない感じもするくらいです。
随所に散らばるアイテム類は不要なものも多く、それがわかっていると最低限だけ取って終了という味気ないプレイになりがちなのもマイナス要因です。 |
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とはいえ、当時でこういった構成のゲームを作ることはなかなかの冒険だったはずです。
3D迷路といえばRPGで席巻されていた時代ですから、簡単なものでもアクション要素を加えた事は大変評価できると思います。
ところでこのゲームは、私(ASTEKA)が掲示板等に現れるじろけん氏と出会った頃に入手したゲームでした。
知り合って間も無い二人は素晴らしい執着心でマップを作って攻略し、友情を深めたのでありました。
中でも気に入ったのが音楽で、スパイ風味の効いた軽快なフレーズは今でも耳に残っています。
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