翌朝、起床し廊下の窓から見た景色に唖然とした。
地元では珍しいまでに雪に染まっていたからだ。


今回のロングは、例年とは裏腹に快適を絵に描いた様な旅だった。

雪どころか雨という雨にすら祟られず奇跡に近く思える。
最後の最後まで運が良く、その後の今年一年に少々恐怖を感じずにはいられない程だ。


「紀伊半島」

走る事に特化しているのならば、一度訪れるべき。
灯台下暗しとはこの事だろうから。
ズバリ、オススメ―――。


総走行距離、2083km。

費用、約10万円“サービス料込”?