峠を越え下りになった途端、何故かエンストしまくりバイクの調子が悪い。
(寒いからか?)
でも、人間は別に寒くはない。
それでも騙し騙し下り、舗装路になる頃にはバイクは元に戻った。
林道から県道322でR56へ乗る。
高知市へ向かって結構渋滞している中を進む。
16時頃市内へ入ったが、雨で食事をする気にもなれない。
どうしても“必要な品”があったので、南海部品へ寄った後
市内のカプセルホテルへ18:21到着。
このカプセルホテル、Webで調べた情報通り
「ヤ」臭いのが多く気に食わない事この上ない。
が、女性従業員の会話(土佐弁?)が“京オンナ♪とタメ張れそう”な位
何か良かったりしたが・・・。(笑)
本日の走行距離 319km
フラットな路面を快調にゆくと登りになる。
高度を上げ、最高所付近まで来ると視界が開けた。
霧に霞んだ山々が遠くまで続いているのが見える。
(展望良好)
改めて四国の山の深さを実感した。
同林道・最高所付近 注:一眼レフではありません
杓子峠を経てR439から中津川林道へ至る。
川沿いを奥へ奥へと進むと民家は無くなり、
しばらくしてダートへ突入した。
この林道は大当たりだ。
細かい砂利の締まった路面で
雨天にも関わらず走り易い。
霧深し 中津川林道にて
足摺岬の灯台
11時頃、足摺岬へ到着。
記念撮影なんぞをしていると、お遍路さん御一行な
髭ボウボウの怪しげなオヤジ達が話掛けてきたんだが、
周りの観光客の視線を感じてちょっと嫌?(嬉?)だった。
岬より東回りのルートで県道27へ至る。
この道は途中まで(かなり)狭い上に路線バスも通る模様なので行かれる方はご注意を。
県道からR321を北上。やはりコンビニは見当たらない。
中村市に入ると再び四万十川が見えてきた。
市内からR439で海岸線を離れる。
ここで前走車は居なくなり、山へ向けて暫し快走。
ある程度進んだところで、急に道路が狭くなった。
国道とは名ばかりのいわゆる舗装林道だ。
曲がりくねった道を登ってゆく。見通しは悪い。
以前、こういった所のつづら折れで対向車を交わす時
白線の上に撒いてあった(?)白い砂に乗って力一杯突っ転んだりした。
そんな事を思い出し、ところ構わずホーンを鳴らしまくりながら進む。
杓子峠に差し掛かると、何時の間にか雨は霙へと変わっていた。
気温は1℃位だ。雪は全く見当たらない。
足摺岬駐車場にて
1/3―――。
5時に起きる。窓から外を見たが、まだ雨は降っていない様だ。
雨具を着用し、6時に健康ランドを出た。
まだ夜は明けていないが、空が雲に覆われているのが判る。
R56から県道21へ入る。次第に民家は無くなり山中の道を進む。
闇の静寂が支配する時間に浸る・・・。
“こういった場所”の“こんな時間”が実はたまらなく好きだったりするが。(苦笑)
蛍湖を過ぎ県道46へ。これまた狭路だ。
徐々に明るくなってきた。と同時に、一滴また一滴と雨が降り出す。
林道焼川二角線へ入る。砂混じりのまあまあの路面だ。
ただ、車輛の通行が余り無いのか草が生い茂っていて前方を確認し難い事この上ない。
林道を難無く通過し県道28からR321サニーロードへ。
朝食がまだなので、コンビニを探しながらゆくのだが見当たらない。
とりあえず、道の駅「大月」で一服した後、足摺岬を目指して走る。
途中、給油となったのだが、GSに問題アリアリだった。
(“この手のレシート”のトコは系列問わず会計がとんでもなく遅いのは何故?)
視界が開け海が広がる辺りまで来ると南国的樹木が目に付く。
快晴ならば海の青さが冴えるに違いないだろうが、
狙ったの如く今日1日雨だ。(笑)
R321より県道348足摺スカイラインへ至る。
ここはかなりのテクニカルコースなんだが、ファミリーカー&観光バスが多い。