ステム

― 解体 ―





ステムベアリング及びアンダーブラケット交換に伴い
ステアリング周辺のパーツ取外し






作業の邪魔になるであろう外装類は、前もって除いてある状態で開始。

ミラーはハンドルを吊下げる為あえて取付けました。

※ メーター及びガソリンタンクは傷防止でウエスにて保護。






ホイールの取外し。

キャリパーは軍手を被せ
リリースタイで車体から吊下げ。

※ 必衰事項:
トレー及び床面のコンパネ






フォーク取外し。

Lフォークはスムーズに抜けましたが、Rフォークは抜け難い状況でした。


※ 
落下防止は脚にて






フォークR・L単体。

その後、一旦洗浄しました。






トップブリッジ取外し。

ハーネス&ホース類の関係から、ハンドルごとずらした状態でミラーより吊下げ保持しました。


※ キーシリンダーのみ邪魔なので外して車体へ保持。






取外されたアンダーブラケット。

フレーム内に収まっていた個所の腐食が気になります。


※ 交換なので不要品。






上下アウターレースの取外し。

裏面より丸棒をあてがいハンマーにて叩出しました。
レース圧入部分に傷を付けぬ様注意すべき個所です。


以下、余談。

STRAIGHT製 「パイロットベアリングプーラー」 品番:19−602を用いて
レース取外しを行っているのをWeb上にて拝見しました。(但し、他車種)
よって購入し試みてみましたが、ZZ−Rの場合
プーラーの爪が掛かる個所が2ヵ所であった為
上記商品の使用は諦める他ありませんでした。
※ 上記プーラーは
3本爪仕様。






取外したロアーレース。

打痕が見受けられます。
フォークを取外した状態でアンダーブラケットを左右に切り確認したところ、
一部引掛かりを感じました。
これが全てを物語ってます。


※ 過去の転倒暦:立ちゴケ2・3回、約40km/hでハイサイド1回





以上にて、車両側の解体は完了です。