アンキストル属
このグループはアンキストルス亜科の基になるものだ。
いずれの種も成魚で10cm足らずのかわいいプレコ。
♂成魚の頭部にはヒゲ状の突起物があり、雌雄の判断は容易だ。また、小さいだけに繁殖の機会もある。我家のプレコでは唯一繁殖させることに成功し、累代飼育を実践している。
多分、元親のアルビノはヨーロッパで繁殖させたものだろう。
写真の説明
@ブッシーマウスのタマゴ
A♂(F0)アルビノ×♀(F1)普通種(♂(F0)アルビノ×♀アルビノ(F0))から得た稚魚。
B[♀普通種(F1)](♂アルビノ×♀アルビノ)同士の両親から得た幼魚。
C子育て中のアルビノ♂とその子たち。
D♀白化個体(アルビノではない)
E♂アルビノ×♀アルビノの両親から得た普通種。
Fイミテーター・マツブッシー
なんとひどい呼び名をつけたものだろう。9cmサイズの個体だか、スポットは見えないほど少ない。
このヒントでアルビノ遺伝子の予測ができた人はすごい。私は3年かけて交配し、この遺伝子を解明した。
もう1つのヒントは、2つのアルビノ遺伝の存在がこのアルビノをつくったブリーダーの「隠し事」だ。
飼育ワンポイント
天然物は入荷状態が悪いものが多く弱いが、安定すれば丈夫だ。
水温が高すぎるのは問題。20〜30度以内で飼育しよう。
水質は、中性をキープしたほうが無難。また通常はこの水質で飼育したほうが、後の繁殖につなげやすい。
餌は、プレコフードで充分。野菜も食うが、飼育水が汚れるので面倒だ。
繁殖アドバイス
成熟した1ペアーを45cm標準水槽に入れ、薄く底砂を敷き、シェルターの他に産卵床となる植木鉢の割れたものを入れる。
水温は27度程度を維持する。一時的に水替えを控え、飼育水を酸性に傾ける。タイミングをみて、短期間(2〜3日)に連続して水替えを行い。結果として大量の水替えが行われたようにして水質を中性に戻す。同時に水温も25〜23度程度に落とす。
この方法は、飼育下で「雨季」を作り出すことに尽きる。
詳細は繁殖データで紹介しているので、ご覧いただきたい。
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