| 分類:A |
1.鰓蓋の形状:トゲ有
2.脂鰭の有無:有
3.背鰭の条数:8本
4.歯の形状:絨毯状
以上の全ての条件を満たす属 |
| 分類記号 |
属名
通称名 |
分類内での特徴など同定のポイント |
| A-1 |
アンキストルス
*パールスポット・ブッシーマウス |
♂の頭部にヒゲ状の明確な突起物がある
扁平な体型。頭部先端が丸い。
比較的小型種 |
| A-2 |
パラアンキストルス
*ダルマ、スターライト・グローボ |
脂鰭と背鰭が繋がっているか又は極めて隣接している。
全体的に寸詰まりな体型。頭部が大きく、先端が丸い。
比較的小型種 |
| A-3 |
ヘミアンキストルス
*ニュー・ダップルド・インペリアル |
平均的な体型。頭部先端は本分類(亜科)の他属に比べ長い。
小型種 |
| A-4 |
ペコルティア「タイガー系」
キングロイヤル |
平均的体型
比較的小型種 |
| A-5 |
ホプリアンキストルス
スター・スパングル |
細長い体型。頭部先端が丸い。
中型種 |
| A-6 |
ラジアンキストルス
*バットマン・アンジェリカス |
扁平で細長い体型、A-5の鰓鰭を長くしただけ
中型種 |
| A-7 |
ペコルティア「スター系」
イエロースポット・スタークラウン |
平均的な体型
比較的小型種 |
分類:B
|
鰓蓋の形状:トゲ有
脂鰭の有無:有
背鰭の条数:8本
歯の形状:一列状、トゲ有
以上の全ての条件を満たす属 |
| 分類記号 |
属名
通称名 |
分類内での特徴など同定のポイント |
| B-1 |
ペコルティア「スター系」
スター・クラウン |
平均的体型
比較的小型種 |
| B-2 |
ヒパンキストルス
*インペリアル・ゼブラ |
平均的体型
小型種 |
| B-3 |
バリアンキストルス
*イミテーター・カイザー、オレンジフィン・カイザー |
全体的に寸詰まりで扁平、頭部先端が丸い体型。
中大型種 |
| B-4 |
スコビアンキストルス
ゴールドエッジ・マグナム、オパールドッド・マグナム |
やや細長い平均的体型
中大型種 |
| B-5 |
パナケ(パナクエ)
オレンジ・ロイヤル |
頭でっかちな体型
大型種 |
アンキストルス亜科を斬る
ペコルティアはA、B両属が入り乱れた状態であり、Aはヘミアンキストルスに、Bをヒパンキストルスに分類する事に不自然さはないと思う。
そこで、私はペコルティアを廃して、この属に分類していた各種をヘミアンキストルスとヒパンキストルスに分類することを提案したい。
ペコルティアは歯の形状により、両アンキストルス属に分類できるのである。少なくともペコルティアの学名を廃し、アンキストル亜科の各属に編入すれば、現状の解りにくい分類状況を一挙に解決の道へと向かわせることができると思うのだが.........。
私が提言するアンキストルス亜科(背鰭8条、脂鰭有のもの)各属の分類(案)については表−2でA及びBに記載した「グループ内での特徴などの比較検討」の通りである。
尚、この条件に合致するアンキストルス亜科の各属については、サイズ以外の相違点が明確であり、特段論じる必要はないと思っている。
A.歯の形状が絨毯状の属
| 属名 |
同定方法(ポイント) |
| アンキストルス |
口は大き目く、扁平な体型、♂の頭部にヒゲのような突起物があるものが目立つが、このヒゲについては重要視しなくても良いような気がする。 |
| パラアンキストルス |
口は大き目、頭部が大きく、脂鰭と背鰭が繋がっているか又は極めて隣接している。 |
| ヘミアンキストルス |
口は小さ目、平均的な体型 |
| ホプリアンキストルス |
口は大き目、扁平で細長い体型 |
| ラジアンキストルス |
上記属の胸鰭を長くしたものであるが、別属とするほどの差については疑問 |
B.歯の形状が一列状の属
| 属名 |
同定方法(ポイント) |
| ヒパンキストルス |
口は小さ目、平均的体型。歯のトゲがないか又はあっても極めて危険を感じない程度である。 |
| バリアンキストルス |
口は大き目、頭部は比較的大きく扁平な体型。歯のトゲの危険度合いが以下の2種よりも少ない。 |
| スコビアンキストルス |
口は小さ目、平均的かもしくはやや長い体型、歯のトゲが鋭い。 |
| パナケ(パナクエ) |
口は普通サイズ、頭でっかちな体型。歯のトゲは最も鋭い。 |
以上の通り分類すると意外に簡単な分類と同定が可能になると思うが、如何だろう。
皆さんもご自分の飼育している種をこの表に当てはめて見てください。多分、ペコルティアの全てはヘミアンキストルス又はヒパンキストルスを中心に分類されてしまうと思う。
ペコルティアを廃することの意義を理解していただけるだろう。
|
次ぎは分類:Cとした鰭条数:9本を有するアンキストルス亜科を分類したものである。
背鰭条数:9本の属はアカンティクス系3属の特徴といえ、種のサイズはどれも中型以上である。これにカエストマ(ブロンズ)属が加わる。 |
| 分類:C |
1.鰓蓋の形状:トゲ有
2.脂鰭の有無:不問
3.背鰭の条数:9本
4.歯の形状:不問
以上の条件を満たす属 |
| 分類記号 |
属名
通称名 |
分類内での特徴など同定のポイント |
| C-1 |
アカンティクス
*アグア(アドニス) |
脂鰭=無、歯の形状=一列状、トゲ有
脂鰭無だけで同定が可能。 |
| C-2 |
レポラカンティクス
*ドラゴン・スタークラウン、*ニュー・タイガーフィン・ドラゴン |
脂鰭=有、歯の形状=一列状、トゲ有
C-3に比べ体高がやや高く、背鰭も大きい? |
| C-3 |
プセウドアカンティクス「トリム系」
*オレンジ・トリム他 |
脂鰭=有、歯の形状=一列状、トゲ有
C−2の反対? |
| C-4 |
プセウドアカンティクス「アカリエスピーニョ系」
*アカリエスピーニョ・マラジョー |
脂鰭=有-微少、歯の形状=絨毯状
大型種であることと歯の形状が絨毯状であることで同定が可能。 |
C-5
|
カエストマ
*ブロンズ |
脂鰭=有、歯の形状=絨毯状
小型であることと歯の形状が絨毯状であることで同定が可能。 |
本分類各属ではC−2とC−3だけが同定しにくい。C−2とC−3を同一の属とみなせば、4属となり、同定が極めて簡単になる。
どう考えてもC−2とC−3を分離させるほどの相違がなく、その必要性を見出せないのだが.....皆さんのご意見はいかがでしょうか?
|
| 下の分類:Dは、前C同様に鰓蓋にトゲを有していることから亜科上のアンキストルスである。ここでは背鰭条数:10本を絞り込みしたものであが、種のサイズは大型なようである。 |
| 分類:D |
1.鰓蓋の形状:トゲ有
2.脂鰭の有無:不問
3.背鰭の条数:10本
4.歯の形状:不問
以上の条件を満たす属 |
| 分類記号 |
グループ名 |
グループ内での特徴など同定のポイント |
| D-1 |
メガロアンキストルス
*メガロ・ハイフィン・レオパード |
脂鰭=有
歯の形状=未調査
背鰭条数で分類C各グループと区別可能
|
| 分類:E |
1.鰓蓋の形状:トゲ有
2.脂鰭の有無:無
3.背鰭の条数:8本
4.歯の形状:不問
以上の全ての条件を満たす属 |
| E-1 |
モニスチアンキストルス
*アーマード |
頭平均的な体型
大型種
歯の形状=未調査 |
以上はアンキストル亜科の各属を特徴毎にグループ分けしたものであるが、同定の基準となったであろうか。要約すると次ぎの通りである。
A=脂鰭:有、背鰭条数:8本、歯の形状:絨毯状
B=脂鰭:有、背鰭条数:8本、歯の形状:一列状
C=脂鰭:不問、背鰭条数:9本、歯の形状:不問
D=脂鰭:有、背鰭条数:10本(10本以上含む?)、歯の形状:不問
E=脂鰭:無、背鰭条数:8本、歯の形状:不問 |
次ぎの分類:S、T、Uは、どれらも鰓蓋の形状=トゲ無に着眼したヒポストムス亜科である。
ここに分類した種については、飼育個体がほぼ無に等しいため写真やショップでの調査を主体にしている。よって、同定の基準は目で確認できる範囲に限定し、歯の形状については論ずることができないことをご理解いただきたい。 |
| 分類:S |
1.鰓蓋の形状:トゲ無
2.脂鰭の有無:有
3.背鰭の条数:8本
4.歯の形状:不問
以上の条件を満たす属 |
| 分類記号 |
属名
通称名 |
分類内での特徴など同定のポイント |
| S-1 |
ピコストムス
ワームスポット・アンジェリカス |
平均的体型、本グループを基本に他グループを考察することとする。
中大型
歯の形状:平板状 |
| S-2 |
コクリオドン
*カショエラ |
平均的体型、目から背鰭までの間に頭部中心に盛上がりがある。
歯の形状=未調査(平板状?)
中型種、現時点では上記属と区別ほどの相違については疑問。 |
| S-3 |
アファノトルルエ
オレンジフィン・クプー |
細長い体型、中型種?
歯の形状=未調査(平板状?) |
| S-4 |
ネオプレコストムス
バルバ・ネオプレコ |
やや細長い平均的体型
小型種
歯の形状=未調査(平板状?) |
| 分類:T |
1.鰓蓋の形状:トゲ無
2.脂鰭の有無:有
3.背鰭の条数:9本以上
4.歯の形状:不問
以上の条件を満たす属 |
| 分類記号 |
属名
通称名 |
分類内での特徴など同定のポイント |
| T-1 |
グリプトペリキスス
アルビノ・マーブル・セルフィン |
背鰭条数=13本以上
大型種
歯の形状=未調査(平板状?) |
| T-2 |
リポサルカス
*ロイヤルスノーポール |
背鰭条数=12?本
中型種
歯の形状=未調査(平板状?) |
| 分類:U |
1.鰓蓋の形状:トゲ無
2.脂鰭の有無:無
3.背鰭の条数:8本
4.歯の形状:不問
以上の条件を満たす属 |
| 分類記号 |
属名
通称名 |
分類内での特徴など同定のポイント |
| U-1 |
リネレピス
ギガンテ |
頭でっかちでずんぐりした体型
大型種
歯の形状=未調査(平板状?) |
| U-2 |
プセウドリネレピス
*オレンジフィンアーマード |
大型種
歯の形状=未調査(平板状?)
上記に比べ口先が短い。 |
上記分類Uグループについては未確認部分が多く、今後変更する可能性が高いが、一先ず、仮に分類した。
以下の属は今後、資料または個体を入手できたら分類したい。 |
| 未分類 |
|
| 1 |
イソリネロリカリダエ
スパイニー・デビル |
鰓蓋の形状=未調査
脂鰭=有
歯の形状=未調査
背鰭条数=未調査 |
| 2 |
リソックス
リソックス |
鰓蓋の形状=未調査
脂鰭=有
歯の形状=未調査
背鰭条数=未調査 |
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