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私にとっては、ペット飼育は唯一の趣味であると同時にライフワークそのもので、いきる上での重要な糧になっています。その中でも、特にプレコが大好きです。そんな私のプレコへの想いを綴ってみました。

ショップとの楽しい舌戦

お恥ずかしながら、市内にある大手ショップ”K店”では最近まで、プレコに関する限り私が一番のお客だったとのことです。
おかげで、K店の店長代理だったI氏には珍しいものが入ると誘い水を掛けていただきましたし、口数の少ない氏にはご迷惑だったでしょうが、プレコの呼称では楽しい舌戦をさせていただきました。
ある日、スタークラウン系と思われる”ペパーミント・ペコルティア”という名を見つけ、同氏に「ペパーミント・スタークラウンと書いたら?」と先制攻撃を仕掛けました。
しかし、ペコルティアもスタークラウンも五十歩百歩と思い名誉の撤退をすることにしました。勝者気分でこれを連れ帰り、本で確認すると”スターダスト・クラウン”とあります。でもペパーミント・ペコルティアの方が可愛いし、売れる名前と気づいた私は氏と命名した方に白旗を上げました。
ところが、その後同店に行くと、何とパラアンキストル(ダルマ、グローボ系)属のプレコに又もや”ペパーミント・ペコルティア”の名前を発見。不在の氏にその旨を伝えるように他の店員に話し2尾の内の1尾を連れ帰りましたが、やはり馴染みのL店でも同名で販売しておりましたので、同じ仕入先ではないかと思い、聞いてみるとプレコでは彼の有名なA社だという。あれほどの会社でも間違うのかと相手なき勝利に苦笑いした次第。
後日、K店に行くと氏は「チョットひどすぎましたね」と笑いながら、スターライト・グローボ系水槽に入った例のプレコを指差しています。”証拠”を残しておいた私は勝利を確信し、強打の「イエロースポット・グローボじゃない?」を切り出す。氏はただうなずくだけの呈。勝者の私は証拠品の1尾も取り上げて凱旋しました。
次の戦いは”ミッドナイト・スタークラウン”という名札から始まりました。ドラゴンスター・クラウンにそっくりの体形をもち、光沢のある真黒地に純白で大き目のスポットが入ったなかなの美魚。一見してレポラカンティクス属と解ります。
機ありと観た私は、いきなり「これがスタークラウン?」とジャブを食らわす。氏は「ペコルティアではないですね」と軽いディフェンス。勝機と観たた私は一気に「ニュースター系だね」の決定打を出す。さらに追い討ちの「ニュースターより鼻先が長いようにみえるからドラゴンの方がいいかも?」で雌雄は決した。またも戦利品の2尾をお供に帰宅。勝利者とはなんと金の掛かることか−−。
後日、K店に行くと”してやったり”の「ミッドナイト・ドラゴンスタークラウン」の名札。勝利の美酒に酔ったままの私は、不用意にも「ミッドナイト・ニュースタークラウンのほうが解りやすくない?」 と、なまくらストレートを出してしまった。氏は待ってましたとばかりに「吻が長いと言ったのは誰?」と、強烈なクロスカウンターを放つ。私は1発でKO負け。やはり、深追いは兵法の禁、しっぽを巻いて帰宅した私、財布の中身が減らなくて済んだのが幸い。
惨敗した私は、その矛先をL店のD店主に移す。
この店ではヘンテコなプレコを見つけました。基調は暗褐色で傷のようなオレンジスポットを散らした扁平で頭でっかちの12cmほどのブス魚。しかし、何も飛び道具を持たない私は「すごい名前だね」と軽いジャブを出すのが精一杯。「変わっているでしょう。持って行きますか?」と、店主に軽くかわされ、和解金を支払うはめに。おまけにプラチナライン・ゴールデン・ゼブラという分けの解らないペコルティアの分も加えて...。そのストレンジャーとは、そのブス顔を見る度にニラメッコしながら遊んでいます。
そんなこんなの楽しい戦闘を繰り返し、捕虜のプレコが増えました。今のところ人気の去った感のあるプレコですが、コリドラス同様次から次へと新種が登場し、終わりのないコレクションを楽しませてくれます。
コリドラスにはないサイズの大小、体形・体色の極端な違い。しかも、明るい水槽ではなかなか姿を見せない恥ずかしがり屋たちですが、消灯すれば何もいなかったはずの水槽に星空が広がったような光景に変わる意外性。流木とプレコだけの水槽でもこのように楽しいものです。
その水槽に、カージナルテトラなどを入れれば、太陽の下と月明かりの両方を1つの水槽で楽しむことができす。
そんなプレコをあなたも飼育して見ませんか?

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