| 父の趣味
私の父は植木が趣味である。たいしたものはないが、それでも流石に花の咲く季節には鮮やかな庭に変身する。
この時期は鳥の囀りと重なり、この花を見ながら軒下に吊るした鳥たちのサエズリを聞くのはなかなか風情がある。
@ミヤマキリシマ・ツツジ
つつじでは原種に近い種だそうが、この木は八重咲き。しかも高さが2メートル以上もあり花の時期は見事。
通常、さつきやつつじは花が終わった後に剪定が必要らしいのだが、この種はその必要がないので楽らしい。
Aクルメ・ツツジ
この種はミヤマキリシマを薩摩藩?士の坂本何某という人が苦心の上改良したという。
咲き分けのこの種は少ないというが、斑入りの花も見られるので、より少ないとか。小さくても父のお気に入りの一株。なかなか見事な咲きだと思う。
Bしだれフジ
鉢植えなので、たいした大きさではないが、意外に引き立つシックな花。コイツが咲きはじめるとクマンバチがやってくるので、少々苦手。
私は鉢植えの木は好きではないが、父曰く「動かせるからいい」、誰が手伝うのじゃ!
C父とクルメツツジ2株。
父の右には咲き分けのクルメツツジ。後ろに見える冴えない花も同じクルメだというが、咲き分けと比べたら月とスッポン。
だから、いいのかも知れないが引き立て役は気の毒だ。
庭木とぺっとの関係
一見、関係がないと思われる父の趣味と私の趣味だが、父はクワガタやカブト虫の幼虫が食った醗酵マットと菌糸マットの糞を乾燥させて植木をはじめとして、すぐ近くにある家庭菜園程度の畑の肥料肥料に使っている。これがなかなか良いという。
水も熱帯魚水槽の捨て水を使用し、なかなか良いとの評価を受けている。
しかし、庭には草木がいたるところに植えられているので、ペットを置くスペースを確保できない。だから、仕方なく父の家の屋上を活用しているのだが、意外な面で効果もある。今回のオウムの繁殖も”安全”な屋上だから成功したのかもしれないし、昆虫の糞やオウムの餌殻などを醗酵させた肥料で作った野菜はオウムたちの良い副食となっている。
これからも、父と私互いにいい面をみながら趣味を楽しみたいと思う。
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