第8回 群馬TRレポート '99.10.31 執筆:りゅう、ほっかむり石井さん

このレポートはoffrideML内でのやりとりをモトに書かれています。


ホッカムリ石井です。
今日は群馬トレイルレイドがあって、私はゴリラ90で行ってきました。
そして龍さんは、あのモトコンポ怪で来ました。噂通りの怪しさです。
もう1台、DJ-1RRもいました。そーいうイベントなのか??>群馬TR

りゅうです。
参加規約に人は選ぶと書いてましたがマシンを選ぶとは書いてなかったので...(^^;
さて、モトコンポ改とゴリラ90の乗り心地ですが
・ゴリラ:ハンドル幅が広くエンジンフィーリングはXR100みたい。
          乗りやすい。但し、ワイドレシオ化と8インチノーマルタイヤが難点か?

 タイヤ自体は、ベスパ用のミシュランのオンロードタイヤでした。
 マディでは滑って苦労しましたよ。あと、ショート管のせいで爆音です。(^^;;

・モトコ:ライブDio-ZXの足回りにIRC-GP110というブロックタイヤ。(10インチ)
          駆動系はライブDio-ZXの純正どノーマル状態。CDIだけ社外品と交換。
          ハンドル幅が狭くオフロード走行はややきついか?
          加速だけはゴリラより上。

 めちゃめちゃ速いんでビビリました。でもハンドルが幅が狭くて高いので、
 全く抑えが効かなくて、砂利道は恐怖でしたね。
 

排気量、操作性、航続距離ではゴリラに歩があり、
瞬発力、タイヤ、パワーウェイトレシオ(!)ではモトコンポが有利か?(笑)

私はゴリラのフロントキャリアにマップケースとICOを装着。
ICOは8インチでも使えるかしこい奴です。うんうん。
龍さんは、ハンドルにICOを取り付け、マップケースはメインガス
タンクの上に置かれたガス5L携行缶の上に、ガムテで取り付けられて
いました。まるでお供え餅です。
ICOですが、センサーのケーブルがノイズを拾いまくって役にたちませんでした。
止まってるのに120〜240km/hで移動してる表示になってるし。。。
シールドケーブルを使用しないと駄目みたい。
マップケースは最初付けるつもりはなかったのですがフレーム幅に
ぴったりと収まったので準備しました。
しかし、スタート前のミーティングでGSポイントを聞くと
ノーマルタンク+1Lのガソリン携行ではゴール寸前にガス欠になることが判明。
(モトコンポのガソリンタンクは2.2L。燃費はアクセル全開走行で26km/L)
急遽、5Lの携行缶を取り付けました。
行き場を失ったマップケースは携行缶の上でお供え餅状態に(笑)
しかも、マップケースのつまみが邪魔してニーグリップができませ〜ん(T-T)

さぁ、スタートして林道に入ると、超ハイギヤにした2次減速比が仇と
なり、ぜーんぜんスピードでません。登りはずっとロー全開。
モトコンポでも一緒でした。
砂利が深いとパワーを食われてアクセル全開なのに全然前に進みませ〜ん。
クラッチが激やば状態に。。。(^^;
これで、クラッチ強化とボアアップをすることを決心しました。
 ハイスピードプーリーも・・・なんて言ってましたよね。
 DJ-1RRはこれで、クラッチをやってしまったようです。

でもコブでジャンプしたりして、楽しかった〜。
フルボトムして恐くなかったですか〜?
おいらはステップが折れそうで恐かったです。
 ちゃんとスタンディングしてましたから、フルボトムしても大丈夫。
 タイヤがかなり、クッションになりました。
 モトコンポのステップはヤバイですね。もうハの字でしたもん。

下りは早いですよー。50km/hは出てます。
8インチタイヤとおもちゃサスではこの辺が限界でした。
ライブDioのオイル式HDサス+デイトナハードサスでもその辺が限界ですね。
ストロークが短いですし。
やはりストロークがある程度ないと厳しいです。

今回はSSが2箇所あり、まず最初のSSは、難易度の低めな鉄塔道
の下りでした。タイムアタックで、龍さんが先に、私が後に走った
のですが、この勝負は私の勝ちのようです。
ふっふっふ、体重の差が出たな・・・
1年ぶりのCCRかつタイムアタックなのでスタート前の石井さんの
「完走が目標」という言葉を信じてたのに(笑)
 SS1は正式リザルトでは、まったくの同タイムでした。
 

SSを抜けてからの林道では、龍さんと熱いバトルを展開。
緩い下りの比較的フラットな林道を、40〜50km/hで駆け抜けます。
気合入れて走り、なんとか逃げ切りました。ふひへへ、面白れ〜ぇ。
バビュ〜ンと抜かれてから、ふと我に戻り追撃モードへ。。。
これでモトコンポでのオフロード走行のコツを掴めました。
しかし、なかなか差が縮まりません。
さすが正糖派ライダーおそるべし。。
でも、バトルは楽しかったですね(^-^)

SSの2本目は、ガレ&チュルの作業道を往復です。
今度も龍さんからタイムアタック。あー龍さん帰ってきた。しかし
尋常じゃない凄い速度だ!と思ったとたん、ドンガラガッシャーン
と爆破。龍さんはヘッドスライディング。(^^;;
恐かったですよ〜下りは。
何度か腹打ちしてエキパイはへこむは、ジャンプの着地の際に
ライダーの重量に耐えられずステップが下に歪んでいくのが判るし(^^;
 私のゴリラのショート管も、ここでベッコリ凹んでしまったです。
 もうバッフル抜けそうもないなぁ・・・(;o;)
ブレーキをかけたら前転することはわかっていましたが
ゴール地点は人が塞いでるしその後方からは自動車がやってくるし。。。
最後は焦ってラインどりを間違えこぶし大の岩に乗り上げ。。。
しかし、飛距離が足りず、ゴールまであと1mありました。
むくっと起きて、モトコンボを引きずってゴール。いやはや、凄いものを
見せてくれました。
まさに障害物競走でした(笑)
転倒の際、ハンドガードがブレーキレバーに食い込んで
Fブレーキがロック状態で動きません。
#ゴール後に落ち着いて見てわかった(^^;↑
車体の軽さにものを言わせて引きずってゴール。
#石井さんに負けたくなかったしね〜( ̄ー ̄)
その後、私も必死にアタックしたものの、龍さんには30秒ほど
遅れをとりました。やるのぉ、龍さん。
そこはタイヤの差でしょう(^-^)
 SS2は正式リザルトではなんと、1秒差で私の負けでした。くやしーぃ。

なお、モトコンポとゴリラの記録は、セローやXR-BAJAよりも2分近く
速かったです。

結局、勝負の結果は1勝1敗の五分でした。今度は足回りをまともな
物に替えて、クラッチも遠心クラッチからハンドクラッチに交換して
勝負するぜぃ!
 なんだ気がつくと、1分け1敗の負け越しじゃないかーー。
 ううぅ、次回は角番か!?

楽しかったですね。
オフ走行じゃ、ストロークを長く取らないと厳しいかも。。。
クラッチ交換はgoodでしょう。
おいらは、ボアアップとハイスピードプリーを入れます。
そうそう、無事完走できたので約束通りコーヒーをおごらねば(笑)
次は冬の果物屋ですか?
 いやいや、あれは命の保証がないですし。f(^^;;
 でも、何とも言えないなぁ・・・ま、気が向いたら出ます。
 ではでは。



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