市長と語る会
市原市姉崎地区保健福祉センターにて 2001年2月7日
 市原市長と語る会
 
「地域住民と対話しながら市民の声を今後の市政に生かして行こう」が開催され、エブリワンからも3人が出席しました。
 
市役所広報広聴課の方より開催にあたっての御挨拶
 「ゴッホン、え〜、本日は大変お忙しい中を・・・(以下割愛)」
 その後、市原市の歴史を交えた紹介のビデオ上映、拝見させて頂きました。
 

 内容の濃いビデオを鑑賞、その後市原市長 小出善三郎さんが市民の大きな拍手とともに登壇されました。
 懇談に当たって、講話を40分にわたって拝聴しました。
 テーマは、広報いちはら(市原市発行のミニコミ誌)に、月1回執筆、連載されている「市長のめがね」の過去を振り返り、その時々の想いを中心に語っておられました。
 
 わが、市原ウィズエブリワンの倉田知典会長は、2年程前に大勢の市民と小出市長の前で講演する機会がありました。
 その時の様子を市長の目で見て、感じたことが、「市長のめがね」に掲載されました。 
 小出市長から見た、以前の倉田会長は、「うるさい青年・・・」との印象だったそうです。
 というのも、エブリワンでは年に1回程のペースで「福祉関連の要望書」を提出し、同時に懇談会という形で福祉行政について、改善や、意見、要望を積極的に論じていたからだろと思われます。
 講演以来、小出市長の見方は「うるさい青年」から、エブリワンの活動や会長の考え方に共感することが出来るようになり、その想いを「市長のめがね」に執筆した、とのことでした。
 

 市長講話終了後、市内の各団体との意見交換が行われました。
まさみ(副会長)
 質問は提出している要望書の中から、いくつか上げましょう
みゆき(広報部)
 そうしよう
倉田(会長)
 それも含めてIT関係も質問してみよう
 

 いくつかの団体による、質問や意見交換後エブリワンの出番!
 会長から質問・要望をしました 以下の通りです
  1. 2001年度4月から市では新5ヵ年計画が実施されるが 重度障碍者自立生活センターの設立等は盛込まれているのでしょうか
  2. 今後の福祉教育の中で、障碍者当事者を講師として積極的に招いていくのでしょうか
  3. 公民館等の部屋の貸し出しの予約をインターネットで出来るようにして欲しい
  4. 国のIT基本法により、誰もがインターネットを活用していける環境にして行くとの事ですが、例えば障碍者のための講習会等、市として今考えているのでしょうか

 

  さて、市長じきじき御答弁は以下の通りです
  1. 各先進自治体とも研究中であり 市原市としてもこれから長い目で研究して行きたい 新5ヵ年計画では残念ながら、具体的には盛り込めなかった
  2. 今後は、そのように積極的に前向きに考えて行きたい
  3. 前向きに検討して行きたい
  4. 来年以降実現に向けて検討します

 との回答を頂きました。
 結局、いつもながら、煙に巻かれた答弁となってしまいました、特に1.は他の自治体に先がけて取り組んで欲しい思っていたのですが。

 一通りの答弁が終わった後も、小出市長と語り合い、終了しました。


 市長と市民との真の対話こそが 一つの本当の心温まる社会を生むきっかけだと思います
 このような会合は出来るだけ多くの機会を設けて頂きたいと感じました。

記  倉田知典
編集 渡辺建司