読売新聞
倉田理事長を取材

場所 倉田宅
 2002年9月12日

 読売新聞担当記者は 千葉支局の 川口崇史(たかし)さん
 本来は事件の担当記者とのこと
 神奈川県出身の中央大学卒で、新聞記者になりたいと思った理由は、色んな方達と出合い 自身がもっと広い心になりたいと思ったから。
 真面目で誠意のあるスキルの高いステキな記者さんでした。

 発起人、そして会長としてエブリワンの11年間の活動等や、歴史に対する思い、そしてテーマについて紹介し、さらに今回NPO法人となって「今後のエブリワンが進むべき道」などを含めて紹介させていただきました。

 川口さん曰く、
 エブリワンは、一般的な福祉系の権利主張が少し強い会と思われたそうです。
 そこで、エブリワンのテーマである「心のハーモニー」についてを説いてみました。
 今まであまり聞いたことのない良い話しで、福祉やボランティアという以前に、人と人との心の付き合いが大切ですね、と大変共感して頂きました。
 読売新聞は活字媒体では、一番大きい新聞社です。読売新聞としてのエブリワンの評価はとても良かった事に、心より感謝します。 
 

左が川口さん。富士フィルムのファインピクス持参で参上。
記事は近々 新聞片面の6分の1程度の大きさで載ります。

というわけで、9/19地域版に載りました。

”障碍”超えて、友人作りを
 障碍を持つ人、持たない人という枠を取り払い、互いに対等で個性ある人として尊重し、楽しみ支え合う友達づくりを進めている。NPO法人として先月、発足した。障碍は決して「害」ではないとの思いから、妨げの意の「碍」の文字を使う。小旅行やバーベキューなどのイベント活動のほか、福祉や医療教育に関しての講師派遣を行っている。
 自身は8ヶ月の未熟児で生まれたため、全面介添えを要する肢体不自由になり、9歳までは寝たきりだった。高等部まで過ごした養護学校では地域との交流が何もなかった。卒業後、友達が欲しくてボランティア団体に参加したものの、障碍者と健常者の交流イベントでは盛り上がるものの、それ以上の個人的な付き合いに発展せず失望した。
 「行事の時だけの付き合いは良くない。ボランティアとか障碍者といった考え方をやめよう」
 11年前に12人で、本当の友達づくりを最大の目的に任意団体としてスタート。役所に福祉向上の要望書を提出したりもした。やがて講演の依頼が来るようになった。講演では「本気で付き合える仲間がいますか」と必ず聞くようにしている。
 いま、会員数は160人を超えるまでに成長した。「これからは友達づくりに加え、まちづくりや福祉計画にメンバーを派遣し、行政とパートナーシップをとっていきたい」と力強く抱負を語った。

 

WEB担当者より
 川口さんへ、福祉に関する提案書や要望書など、一見権利の主張的要素がどうしてもインターネット上では目に付いてしまうかもしれません。しかし、是非、定例会の風景を出来るだけたくさん見て欲しいデス。そこには、たくさんの人がいい顔で写っているのが分かると思います。これが一番大事なんです。
 定例会風景へ