市原市長と懇談会
福祉向上に関する提案書 提出


場所 市原市役所 市長室
2004年8月27日

 毎年恒例となった市長との懇談会 ウィズ エブリワン から倉田理事長をはじめ数名が参加、千葉日報社の取材も入り 和やかな懇談会となりました。

市役所 4階 記者室前に集合 まずは事前の打合せ その風景です
 提案書作成担当のハーモニー部長の 林さん(左)と 事務局の深谷さん(真ん中) 真剣な様子♪

打合せが終わり 記者室に入りました 新しく千葉日報の市原支局の記者と なられた林さんに ご挨拶 その風景です

いよいよ 佐久間市長との懇談会 開始 まずは提案書と地域福祉計画の参考資料について提出しました
 ※ 参考資料について詳細の問合せ先は ハーモニー部長まで
   林大輔 宛 eve-info@mail.goo.ne.jp

平成16年8月27日

市原市長 佐久間隆義 様

特定非営利活動法人 ウィズ エブリワン
理 事 長 倉 田 知 典
連絡先 〒299-0117 千葉県市原市惣社 4-11-14
電 話 08050974263(林)、09072607345(早崎)
WEB http://www.skz.or.jp/we
E-mail eve-info@mail.goo.ne.jp

福祉向上に関する 提案書
『 心のハーモニー は お互いの対話から 』

拝啓
 さて私達、特定非営利活動法人 ウィズ エブリワン(以下 エブリワン という)では活動の一環と致しまして、障碍(障害)者(以下 障碍者 という)等の自立へ向け、日々の生活において、どのような問題点があるのか 多くの方々に聴取等しながら、解決策を模索しております。
今後 福祉向上を図って行く中で、福祉施策や計画等(検討・試案・事業等 全般)において障碍者(全面介添えの要する者も含む)の参画(協働)が最も重要であると同時に、より多くの方々と親密に対話をすることが大切であると、私達は深く思うのです。
障碍者等の自立 実現のために、標記の提案書を提出致しますので御検討の上、上記連絡先へ書面 並びに E-MAIL にて御回答頂きますよう宜しくお願い申し上げます。
早々

地域福祉計画
 現在、エブリワンでは、千葉県が進めている地域福祉支援計画実行にあたり積極的に協力をしております。市原市においても、(仮称)市原市地域福祉計画の策定に取りかかると聞いております。
計画実行の際には、福祉団体にかぎらずに、教育関係・NPO・自治会など幅広く公募を募ることを提案いたします

送迎

  1. 現状では送迎サービスに制限が多すぎるため、もっと柔軟に利用できるように拡充すべきではないかと提案します。
     ※例えば市原市社会福祉協議会 送迎サービス事業に限らず、他の法人にも送迎サービス事業の設置を市から伝えることや、通院、会合などの限定した利用や月に3回程度といった制限も見直しする検討を行って頂きたいと思います。

  2. 自動車燃料費助成事業の設置を千葉市を参考に検討して頂きたいと提案します。
     ※障碍者が社会参加する場合、どうしても交通手段としての自動車は重要です。しかし、介添えの自費負担としているのが現実です。そこで、指定車のみならず障碍者が送迎協力者の車へ乗車する場合において、制度を利用出来るよう改訂の必要性を感じています。

指定管理者制度
 昨年6月の地方自治法改正で、今後2年半の間に地方自治体が利用している「管理委託制度」が廃止になり、「指定管理者制度」が始まるということですが、今後も今と同じ事業者に管理を委託すべきではないかと提案いたします。
なお、市内にある県関係の福祉施設および病院についても同様事項を、県に対し、要望すべきではと提案いたします

支援費制度
 行政(市)が呼掛人となって、当事者・事業者・行政と支援費制度の問題点を話し合い解決していくための場を千葉市を参考にして設けることを提案いたします。
 


提案書について具体的に説明する ハーモニー部長の林さんと倉田理事長
 「私達も出来るところから協力して行きたい」と伝えました

佐久間市長(左)、障害福祉課長の近藤さん(右)
 佐久間市長は「行政と市民が協働しながら進めて行きたい」と話して頂き「福祉は『愛』である」と 心あたたかく 伝えて頂きました

懇談会では ほのぼのと意見交換を致しました
 また佐久間市長は J1リーグ ジェフ市原が ジェフ千葉になることを とても残念がっていました
佐久間市長は「市原」という名前を残すために 強く努力をされたそうですが 今回の結果を悔やんでいました
 あっという間の30分が過ぎ 懇談会終了

 
9/8に市長から回答が届きました・・・PDFファイルでご覧下さい。 propres.pdf