フォーラム

特定非営利活動法人 ちばエムディーエコネット、千葉県 主催
 2004年11月21日
場所 千葉県教育会館(千葉市中央区)

 倉田知典 理事長は パネラーとして主に福祉教育について経験をもとに話しをしました。また その後のディスカッションでは、養護学校(学生時代の頃)についての思い出などを参加者の皆さんに伝え、色々な意見や情報交換を致しました。

パネラーの様子です
 テーマ(教育)
  • 福祉教育は継続授業が大切(互いの対話と歩調)
  • 障碍者を講師に!

グループ ディスカッションの様子です
 過去や今の養護学校の現状、普通学校に通っているハンディを持つ方の現状等について意見交換などを行いました。

参加者の方から ご感想を頂きました。ありがとうございます。

 体感、経験の積み重ね。倉田さんの言葉の一つ一つに その大切さを感じています。障害者、健常者、皆が自分から飛び込んで いくことは なかなか難しいけど生きて いく中では大事ですよね。

 今日は倉田さんの話しが聞けてとても勉強になりました。実際、養護学校での生活は、興味深く驚くことも多かったです。「経験や体験」という ところは まさに私達との主旨に合うので これからも 宜しくお願いします。

 本当にノーマライゼーションが定着するためには、学校の中で「ノーマライゼーション」についてのテーマを取り上げ、倉田さんを講師として継続的に授業を設けるべきだと思う。

 倉田さんの ご意見とても興味深く聞かせて いただきました。私の息子は知的に障害がありますが、将来は「自分らしい生活」を彼が送れるように親としてサポートして いきたいと改めて思いました。ありがとうございました。

 しっかりとした考え方や信念を持ち あわせて いける ことに感動しました。「平等には なれない」と おっしゃった ことに "はっ" としました。本当に「与えられたチャンスを逃さずに生かせて行ける」ように私達 親子も経験を増やして生きたいと思いました。

 子供を普通に育てて いくには親自身も地域に積極的に出て いった方が いいと思いました。倉田さんが学生の頃は養護学校に行けない人も いた という話しは驚きでした。

 学びたい、経験したい という ことは どの子供も望んで いる ことだと思います。倉田さんの話しを聞いて よくわかりました。我が子にも可能な限りの機会を与えて あげて「出来れば自分で つかんで ほしい と思います」豊かな人生を送って いかせたいと願っています。

 「福祉教育」ということで一般の子供達が「障害」のある人の話しを聞いたりする機会が、一度きり の講演では なく継続的に行うことが大事ですよね。つまり人として付き合うことに、つながるし大切なのだと思いました。また理想は講演だけではなく、同じクラスに障害のある人も いて一緒に過ごす ことなのだと感じました。それは あたりまえ のこと。特別に「福祉教育」と名付けて行う教育の おかしさってありますよね。養護学校の教育という立場で私も色々矛盾を感じました。


ノーマライゼーション相談事業とは…
 千葉県庁とNPO法人ちばMDエコネット(http://www.mdeconet-cit.org/)が協働で行う事業です。(平成16年4月1日〜平成17年3月31日)。障害児・者本人と家族の「自分らしく地域で生きるノーマライゼーションへの願い」を共有し、その課題解決に向けて相談を行います。あわせて、子育てや教育、雇用・就労といった問題についてのセミナー、中間報告としてフォーラムを開催し、課題について認識を深めています。