bayFM PureWind 市原 ウィズ エブリワン 紹介記事   提供 日本財団

 去る、2000年7月3日の15:30に紹介をしていただいた内容の全文です。

 皆さんは障碍のある方々との交流というと、たいがい「ボランティア」だと考えませんか?「ボランティア」といえば、食事を手助けして“あげる”、車椅子をおして“あげる”、送迎して“あげる”・・・。こんな風に恩着せがましくはないにしても、どうしてもボランティアの中で「する側」と「される側」にわかれてしまうのではないでしょうか。
 しかし、今日皆さんにご紹介するのは、それとは違った活動をしている「市原ウィズエブリワン」。1991年に発足した、この「市原ウィズエブリワン」の活動方針は、「ボランティアで無く」というもの。障碍者の自立と健常者との共生・・・いわゆる互いに対等に触れ合い「心の調和」が目標で、ここでの活動は「する側」「される側」に全くわかれない、友達作りの交流会です。
 毎月1回開かれる定例会では、レクリエーション、小旅行、ショッピング、食事会、宿泊イベントなど多彩な催しがあり、内容を聞いているだけでもとても楽しそうです。でも勿論、目標の一つである「障碍者の自立」に向けて福祉活動も行います。障碍を持つ人が自立して生活していけるように、街を住みよく改善していくのです。1991年から9年間の活動の結果として、市原市内のJR各駅に、エレベーターや、車椅子でも利用可能なエスカレーターが設置されました。
 「市原ウィズエブリワン」の会員は現在120名(うち障碍者3割)。年齢は一ケタ台〜60代までですが10〜30代が中心。特に健常者の皆さん、このグループに是非参加して、新しい友達作りをしてみませんか?年齢・経験・市内市外は問いません。電話番号                 までお問い合わせください。ちなみに、7月9日、「市原ウィズエブリワン」では「ステッカー活動」を行います。これは、「市原ウィズエブリワン」のオリジナルステッカーを、障碍を持つ方々に優しい心配りをしているお店に、グループ認定のステッカーを貼らせてもらう活動です。現在貼られているのは、アピタ市原店 など5店舗。