エブリワンNEWS 第6号 '94Summer

 猛暑!もうしょん なに温度は上がらないで〜(ザブトン一枚!だめ?)今号はちょぴり字を大きくしてみました。それは、読み易いと思ったからです。これからも、試行錯誤の手作り感覚で頑張るから、ま、見守ってて下さい。 <編集長>


定例集会通信

雨にも負けず・・・
☆第三十六回集会(五月十五日)・イベントセクション


 エブリワン初の試み「ウオークラリー」。苦労に苦労を重ねたイベントメンバーの努力もむなしく、当日は雨。だが、我々は雨なんかにゃ負けない。「傘さしてやる」の一言で短縮コースを廻ることに決定し、準備を進めていった。その勢いに恐れをなしたか、雨も弱まってきてくれた。
 とりあえず、各班に分かれてスタート。ウオークラリーはチームワークで勝負する競技である。途中で仲間割れしたら帰って来れなくなってしまう。それに参加者の性格が表れてくる競技でもある。色々な人の本性がよくわかって面白かった。雨の中で大変だったが、結構評判が良かったので嬉しかった。今回出てきた改善点は、次回に生かしていきたい。皆さん、次回をお楽しみに (by Jrこと 白瀬)

出現、料理の達人!
☆第三十七回集会(六月ニ十六日)・学生セクション


 Wow!BeautifulSunday!とまではいかないけれど、昼間はまずまずのお天気。本日の定例会はお料理教室。達人とまで呼ばれた私の包丁裁きを皆々様に御披露しようと意気込んで開催会場の国分寺公民館へいざ出陣!
 なんていうのは冗談で今後のためにと思い教わりにいったというのがホント。普段はあまり料理なんてしない男性もエプロンをして気分はもう若奥様。ここぞとばかりに隠れた才能を出し本領発揮!危なっかしい強い手つきで周りの人をハラハラさせながら男性陣や体の不自由な人もなかなかの好健闘。おいしいおいし
いハンバーガーの出来上がり。『僕ケチャップ嫌い』『私トマトイヤ』などとわがままを言いつつ『いただきまーす』みんなで料理するなんて学生時代以来で?年ぶり。とても楽しかったです。
 担当のみなさんご苦労様でした。(by 森川真)

※七月二十四日の定例集会は、マップ調査の予定でしたが、現在調査は一段落したので有志によるカラオケ大会となりました。

『エブリワン・サマーキャンプにて』
☆第三十九回集会・イベントセクション(八月六〜七日)


1994.8.6五井駅出発 

 初心者の私は心が縮まる思いでバスに乗った。でもすぐに周りの人と打ち解けて大騒ぎ。最後には態度がでかい...という印象で皆に覚えられてしまったかも...。
 キャンプ場に着いてからは、テントを作り夕ご飯のカレーの準備に取りかかったり、サボリいや手の空いた人は、最年少メンバーの早崎七海ちゃん0歳をいじくりまわしたりと、やることが以外と多く大変だった。中でも一番楽しく心に残ったのは、『キャンプファイヤー』。この暑い中、皆と体を寄せあい手を取り合い、スイカの匂いや汗の匂いが入り混じり、金切り声を上げて、何とも言えない気分になってしまった。
 ふと、これと同じ事を真冬にやると、みんな離れられなくてそれも良いかな〜と考えてしまった。(意味深だな!)
 さて、ここからは初参加の私の感想だが、このエブリワンの仲間はとても暖かい感じがする。みんな心の広い人でみな対等の立場にいる気がした。あと、感動した場面が一つ。それは、自分のことより相手のことを考えられるその姿勢、私に欠けていた所かなと、考えさせられた。みんな本当に人が好きで、人と接することが好きで、話し好き。
 これはとってもステキな事だと思う。私にとって、とても大切な二日間になった。(SUMIE)

倉田会長、姉崎地区福祉センター建設推進委員に任命

 このほど市原市では、クリエイトいちはら五か年計画に伴う地域ぐるみの福祉推進の一環として姉崎地区に総合福祉センターを建設することが決定し(平成九年完成予定)、そのための建設推進委員会に、倉田知典会長が委員として参加することになった。
 これは会長の熱烈な希望と、一部関係者の協力があって実現したもので、福祉施設の建設にあたり軽度障碍者は例があったが、会長のような車椅子の障碍者が構想段階から参加するのは市では初めてのことだ。ただ残念なのは、もし会長が黙っていたなら、市原市は任命するつもりでは無かったと言うことだ。そういった受け身な姿勢が障碍者、高齢者の方に使い難い福祉・公共施設を沢山造りだし、エブリワンが福祉マッ
プ作りを始めた理由の一つにもなっているのに、こちら側からの要望が無ければ、またもや不便な施設を増やすつもりだったのかと首をひねりたくなる。
 一体建設推進委員なるものも、何を基準にして選出しているのだろう?市原市社会福祉協議会(社協)は、『(今回の建設に関して)要望事項があれば町会または社協を通じて遠慮なく申し出てほしい』と呼びかけてはいるが、自分達の方から地域の障碍者、高齢者に要望を聞いて回る、もしくは意見書を作り配布回収を行おうなどとは考えつかないのか?
 以前JR八幡宿駅橋上化計画の時に要望書を提出したが、その時の我々の意図は全て理解されていたわけではなかったのだ。それならば尚更、会長が市の施策に少しでも携われる事になったのを貴重な機会と考え、会長を通して我々も積極的に発言していきたい。
 『便りの無いのは良い便り』とばかりに家の中に閉じこもって外の空気を吸おうともしない行政を、我々亀の歩みでどれだけ突き崩す事が出来るか頑張ってみようではないか。