エブリワンNEWS 第11号 '96Winter

 エブリワンメンバーのみなさん、遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
 初もうでには行きましたか?かくし芸は見ましたか?そしておせち料理、おそうにはめいっぱいたべましたか?体重を気にして食べない、なんて...。あっ!おぞうにが泣いている。しかも今年の冬は本当に寒ーい。北海道の大雪は、ニュースで見ているだけで凍死寸前の私です。こんな寒い毎日でも、エブリワンメンバーならではの特権があります。それは、「みんなで押しくらまんじゅうをする」これで体をポッカポカ
にして寒い冬を乗り切ろう!では、頑張るように。(命令形止)

定例集会通信

『友との語り合い』
☆第五十二回集会(十月十五日・学生セクション)


 私としては久しぶりとなる今回の定例会はクッキー作りだった。参加者はどれくらいいたのでしょうか?数えていないので分からないが、いつもよりは多少多かったように感じた。そう感じたのは午前中のアンケートと云う名のテストを行った時である。
 椅子が足りなかったのである。今まで参加した定例会で椅子が足りないと云う事はなかった。場所が狭かった為か、セクションリーダーが参加者を把握していなかった為かは知らないが、私としてはこう云う事は初めてであった。
 さて、その時に班分けはなされた。午後のクッキー作りの班分けも、この時と同じである為に調理室の白板には書かれていなかった。その為か”俺って何班だっけ?”と訊ねている方もあった。
 無事班分けも済むと今度は料理に着手する訳だが、その着手する速さによって出来上がる速さも違ってくる。後々になって焼き上がるのを椅子に座ってじっと待っている方もいれば、”いただきます”を同じく椅子に座ってじっと待っている方もいると云うふうに分かれてくるのである。
 「あッ、又壊れちゃった」クッキー作りの過程の中で冷蔵庫に寝かせると云うのがある。その後の出来事である。寝かせた後それを伸ばすのだが、打粉を付けてもなかなか上手く伸びない。くっついてしまうのである。悪戦苦闘してやっと伸びたと思うと、型を取ったものを移す時型崩れを起こしてしまう。故に打粉を混ぜ合わせ漸く出来たと思うと、今度は食べてみて粉っぽくなっていたと云うのである。原因は何だったのであろうか?
 最後に、今回冷蔵庫で寝かせる時や焼く時など暇な時間が多くあったと云う事か。冒頭に記した通り私は久しぶりの参加であった為、邂逅の友とコミュニケーションに他念がなかったが、その事も考慮しての時間であったのであろうか。
 何はともあれ出来上がった粉っぽいクッキーに目を細めながら友と食する光景はあたたかいものがあった。(原野)

『寒かったです、はい』
☆第五十三回集会(十一月ニ十六日・マップセクション)


 十一月の定例会は、子どもの国で行なわれた。寒い、とにかく寒かった。日向はまだ良かったのだが、日陰ではカイロが欲しくなるくらい寒かった。
 前半は、班に分かれて園内を散策した。とりあえず歩き出す班・さっそく弁当をひろげだす班・暴露話を始める班など各班それぞれに楽しんでいた。特に暴露話は、野次馬根性丸出しで聞いていたが、すごく楽しめた。
 後半は、車椅子体験をした。目隠しをして車椅子に座り、一メートルほどの距離を移動する。これがまた簡単なようで難しい。やはり目隠しで車椅子に座る感覚と感覚が狂うようで、みな大変そうだった。
 最後にちょっと一言。あの班分けはちょいと納得いかなかった。特に第一班のメンバーは、某氏の企み(?)が上手くいったのか、はたまた偶然の産物か......真実は神のみぞ知る。(TOMO)

『おもしろクリスマス会』
☆第五十四回集会(十ニ月十七日・イベントセクション)


 十ニ月の定例会は、イベント主催による『クリスマス会』でした。イベントセクションのメンバー達は、九時に集合。まず会議室の装飾から始めました。色とりどりの輪作りは成功への願いが込められたものです。十時になり、続々と人が集まってきて殺風景だった会議室が、みるみるうちに活気づき暖かみを増してきました。
 午前中は、今後のエブリワンを示唆するアンケートが実施されました。やっぱりサークル内の一人一人の声は貴重ですよね。そして午後からは、お待ちかね『クリスマス会』の幕開けです。表舞台を飾るのは、超ノリのいい小島君、神崎さん、神田君の三人。一番の山場は、「サンタへの手紙」でしょう。これは新聞記事中の文字をインスピレーションを頼りに切り取って、それを文にするもの。あくまで手紙なのに、宣伝文あり、脅迫めいたものあり、私事に落ち着いてしまったものもあります。
 私は、ひたすら笑いを止めるのに一苦労でした。制限時間をオーバーする程、みんな白熱していました。それからジェスチャーゲーム、「聖しこの夜」を歌って、この神聖な『クリスマス会』を締めくくりました。一週間ばかり早い『クリスマス会』でしたが、みなさんにとって楽しい前祝いになったのではないでしょうか。
 96年が、エブリワン又そのメンバーにとって、発展・繁栄の年になりますように!(見)
 ちなみに見さんはクリスマスソングの伴奏をし、会を盛り上げてくれました。

 ところでみなさん、エブリワンの活動、文句なく楽しんでますか。友との語らい合い、未知の世界との遭遇あり、また今まで気づかなかった街の様子に気づいたりと、定例会に来ればなにかしらの発見があったはず。でも・・・。最近のエブリワン、どことなくパワーダウンしているような、そんな感じを受けるのは私だけかな・・・?
 マップ製作やイベントで、初めて街のなかへ出ていったときの、あのひりひりするような緊張感。それからみんなで一つの目標に向かってゆくときの、高揚した気持ち。そんな楽しさにはまって、エブリワンもここまで仲間が増えたんだよね。
 もう一度活動の原点に還ってこれから先エブリワンはどんな航海をしていったらいいか、メンバーのみんな、これを呼んでいるきみ、あなたが考えてみてください。そして、何かの機会に、どんなことを思ったか聞かせてください。些細なことでかまいません。ほんの身近なことから変わってゆければよいのですから・・・。(某子)