エブリワンNEWS 第20号

定例集会通信
「今年の抱負は・・・」 新年会行われる(一月九日・市原クラブ、他)

 第一部は五井駅から徒歩十分の市原クラブで始まりました。始めに倉田会長から「エブリワンが発足して八年目となります。今年も楽しくやりましょう」との年頭の挨拶があった後、参加者全員が新年の抱負を述べあいました。「エブリワンの定例集会にもっとでる様にしたい」とか「仕事を頑張りたい」、「初めての参加です。いろいろ教えて下さい」、「パソコンに挑戦してみたい」等々様々でした。
 その後、98年8月定例集会(バーベキュー&花火大会)の様子をまとめたビデオ鑑賞と昼食会を行いました。ビデオは会員の嶋さんが、撮影し編集されたもので、約40分間にまとめられています。今回参加できなかった皆さんにも是非一度見てもらえたらと思います。また、これまでの定例集会として実施したキャンプ(92、95、96年)の風景を撮影した懐かしいビデオも見ることが出来ました。「こちらも編集してまとめられるとよいね」という意見が出されました。
 昼食後、自由行動でショッピングなどした後、第二部は場所を移して、会費制で食べたり飲んだり(成人のみアルコールあり!)のリラックスした楽しい新年会となりました。二部の方が参加者が多くなりました。なぜ?
 会場は五井の和風レストラン「天狗」でしたが、車椅子のまま座敷に上げてもらったり、店員さんもとても親切でした。これもきっと、エブリワンの活動の成果でしょう。これからもみんなで外に出ましょう。 (早崎)

東京福祉機器総合センター見学(十二月六日)

電車を使い行ってきました。△参加者の感想は?△

 センターの方はとても親切でした。だんだん細かい物まで便利な機器がでてきたなと感じました。(ex スタンド式虫めがね、ページめくり器など)レクリエーション的なものまでそろっていて楽しんでしまいました。意外な物を発見することが出来ると思います。 (O)

 全体的に良かったと思うが、もう少し時間の余裕があると良かった。特に、センターをもう少しゆっくり見たかった。団体行動の場合もう少し段取り良くしないといけないと思った。センターでは、障碍者と健常者の視点の違いを感じた。(S)

 今まで見たこともなかったとても動きやすくなるような便利な物がたくさんあり これを日常使うことが出来たら介助する側も本人もすごく楽になるだろうと思った。でも、中には使えない物もありました(A)

 今回初めて車椅子に乗ってみたり、センターを見学して、福祉機器について今までより深く考えることが出来ました。年を重ねるごとに値段も安くなり改良されている事が分かりました。もっと改善され良い物が出来ることを望みながら帰ってきました。(K)

全体的に良かった。千葉駅の階段は不便でした。飯田橋のスロープは良かった。(I)

エブリワンお薦めの店

COFFE HOUSE 「いしい」
 八幡宿駅前 モーニング午前8時〜11時 トーストセットA・B550円(コーヒー付) コーヒー380円 おすすめは手作りのケーキです

エブリワンニュースを置いていただくことになりました。

 障碍者でも気軽に利用出来るお店に「エブリワンステッカー」を貼っていただいています。ぜひ出かけてみて下さい。これからもエブリワンお薦めのお店を紹介していきたいと思います。また障碍者に優しい素敵なお店などありましたら紹介して下さい。(マップセクション)

これからの予定
2月7日 (日) 自由討論会「今後の活動について」(姉ヶ崎「アネッサ」)
3月7日 (日) スタンプラリー&焼き芋大会(森まきばオートキャンプ場)
4月18日(日) エブリワン99年度総会 終了後お花見(五井公民館)
「参加して下さい!!」

小出市原市長に要望書提出

 九十八年十二月一日に前号でもお知らせした「障碍者の福祉向上に関する要望書」を市原市長に提出し、懇談をしました。
 当日は倉田会長、庄司副会長ら七名が参加しました。時間は三十分と少なかったのですが、参加者はそれぞれ普段思っていることを一言話しました。
 小出市長からは「本当は全部実現できれば素晴らしいのですが、予算の事もあり出来るところから取り組んで行きたい」との前向きな話がありました。懇談会が終わってからそれぞれが感想を出し合いました。「時間が短い中でポイントを絞るべき話し合いを事前にもっとすべきだった」とか「今日は第一歩。これからが大事なのでは」が出されました。今後も地道な活動を一歩一歩していきたいものです。
 なお、この懇談の様子は12月2日付けの千葉日報に掲載されました。

ハンディキャップ体験に参加して(マップセクション・照井)

 平成10年11月14日、藤本さん(新葉会「中途障碍者の会」)を実行委員長とするハンディキャップ体験(場所は五井駅周辺)がありました。この体験には市原地区の方、市原市福祉課の方、エブリワンから私を含めて四名参加しました。
 当日は午前十時に五井公民館に集合し、6班に分かれそれぞれのコースを実際に車椅子に乗り体験するものでした。その時の様子を写真に撮ったり問題のある所などをメモしたりしました。
 体験が終わった後に各班より感想を出し合いました。「自分で車椅子に乗って初めて車椅子の人の大変さが分かった」とか「まだまだ障碍者が気楽に歩ける街になっていない」、「公民館の障碍者用トイレにカーテンが無くプライバシーの配慮が無い」など沢山の問題点が聞かれました。
 この体験に参加して思ったのですが、エブリワンからもっと沢山の参加者がほしかったです。別な面からの発見があったと思うからです。今後こうした話がありましたら一人でも多くの人が参加してほしいものです。
 なお、この体験で調査した中で、改善してほしいことをまとめて要望書を作り、一月二十七日に市原市に出すことになりました。どのような回答がされるのでしょうか

「出逢い」(あいだみつお氏の詩集「にんげんだものを読んで」)(K・T)

 この本を読んでいるとなぜかほっとする。その中で私の心を一番揺さぶった詩がある。紹介しよう。

「ただいるだけで」
 あなたがそこにいるだけで その場の空気があかるくなる あなたがそこにいるだけで みんなのこころがやすらぐ そんなあなたに わたしはなりたい
 この詩に私がもっと早く出逢えたらもっと自分という人間を知り得ただろう。ただ遊びふけっていた時代の代償が今の自分に降りかかっている。この一冊の本が、これからの自分を大きく変える事が出来るかもしれません。皆さんも是非この本を手元に置いて自分を見つめてみませんか。

わたしの働いているところ(西脇)

 私は今、三和福祉作業所(小湊鉄道三和駅から徒歩五分)に行っています。作業所でやっていることは、印刷やほうせい、おり物などです。私がやっていることは大京のはし入れです。私はかぜを引いても熱があっても休まず行っています。仕事はとても楽しいです。

 西脇さんは、自宅から小湊鉄道村上駅までクラッチ歩行で30分。雨の時も雪の時も電車が動いている限り通っているとのことです。がんばって!

運営委員会より

 来年度に向けての話し合いを始めています。今年度の活動を振り返りながら「障碍者が行きたい時・所に行ける街にするためにはどうしたらいいのか」、「どうしたらもっとエブリワンの活動が活発になるのか」とか「一人でも多くの人が定例集会等に参加してくれるのか」などについてです。
 2月7日に会員の声を聞かせていただく定例集会を開きます。一人でも多くの方が参加していただきたいと思います。

お知らせ

 市原市及び周辺の新聞折込誌「シティライフ」(毎週一回発行)にエブリワンの事が月一回載ることになりました。見た方も居ると思いますが、一月一日号に倉田会長が載っています。今後はエブリワンの会員がリレー形式で載せていくことになっています。乞うご期待下さい。

編集後記

 明けましておめでとうございます。皆さんは初日の出を見ましたか。私は外房の某所で、エブリワンの仲間数人とともに、海の彼方からあがってくる太陽を見、ちょっと感動してしまいました。でも太陽が出てくるまで寒かったこと。
 今年もエブリワンニュースのご愛読のほう、よろしくお願いします。 (M)