「開かれし扉」
一つの時代が幕を閉じ、新たな時代の扉が開かれる

遠い日々に描いた”熱い想い”は、そんな 時の狭間に開放された
「行ってみたかった・・・。」
生きているという事の喜びがそこにはあった

全てがそこに存在していたのだった

そう、ロマンに満ちた”あの日々”が・・・。
「眠っている・・・。」

傷付き 汚れきった身体を横たえ

それは 共に誘った”時”と

”距離”の装いを醸し出していた

余計な飾り=”言葉”は要らないだろうと

沈黙のまま静かに佇んでいるその表情は

次なる旅への期待なのか

安らかな微笑を投げ掛けているようにみえた