寄る程に 己の悪魔が顔を出す

”迷い”は断切れ

気付けば その頂きを目差して

登っている己がいた
重厚な雲が 空を 山を 覆い尽くす

拒まれているから?

それは ”あの日”の様になのか


「映したい」

そんな想いに 誘い誘われながら

 その山へ近づいてみた
「共鳴」