ユースホステルの前を通り県道381へ出た。
時間は16時を回っているが、どうしても林道を味わいたく奥地へ。
しばらくして左に橋がありそれらしきダートが見えたので
これが玖木山林道だろうと思い半信半疑ながら入ってみた。
(林道標識が見当たらない?)
路面はやや荒れ気味だが中々の林道だ。
積荷に気を配りながらガタゴトと高度を上げてゆく。視界はあまり開けない。
峠を越えて山の西側へ回る。
下ってゆく途中、夕日に染まる山々が木の間からチラリと見えた。
撮影出来ないのが誠に残念だ。
徐々に日の暮れてゆく中を下り、舗装路になる。もうかなり暗い。
ライトが照らし出す路面の真ん中には苔が生えていて注意しながら走る。
林道を抜け、県道4へ出る頃には辺りは真っ暗闇となっていた。
県道4を南下しR56へ乗る。
「この先にあるのか?」と思える様な宿毛市郊外にある健康ランドへ19時頃到着。
この健康ランドは、はっきり言って安く泊まれる。(周辺に何も無いが)
例によって昼食を忘れていたので“まとめて”食べ眠りについた。
とりあえず、Rボックスの使用感が素晴らしい。(笑)
本日の走行距離 334km
同沈下橋より右手
やはり、時間が遅い・・・?
「四万十川」 沈下橋上より左手を望む
もう少し時間が早ければ&
空を入れればマシな写真?
川沿いを少し行くと例の沈下橋が見えてきたので
国道を外れ側まで行った。
撮影しながら思うに、何か華奢な感じのする橋だ。
確かに抵抗は少ないだろうが、果たして激流に
耐えられるのかと疑問を感じた。
そのまま沈下橋を渡り狭路を行く。
沈下橋にて
再び県道からR197を戻り、佐田岬を後にし南下。
海は飽きたので、八幡浜より県道25を抜けR56へ一旦入る。
宇和町より県道29、31、57と走り抜けR381へ。
目指すは四万十川だ。
明日の天気は雨なので、今日行くことにしてしまった。
実際、現地ルートの計画等は立てていないのでこれで良かったりするが。(苦笑)
R381からR441へ入り四万十川沿いを南下。
で、その「最後の清流」と唄われている四万十川なのだが
なんの事はない。ただの川だ。(自分にはそう見えた)
やはり荒れ狂っている姿でないと様にならないのでは?と思った。
駐車場より徒歩で灯台へ向かう。
“佐多岬”と同じく、ハイキングコースの様な道だ。
かなり急ぎ足で歩いているので汗ばんできた。
(装備が装備だから?)
途中、「あれ?これは・・・。」
と思える風景が木々の間から見えたりする。
(木が邪魔、撮影不可)
同じ呼び名だけあり、
そこの風景までも自分には類似している様だった。
佐田岬灯台
11:07、佐田岬の駐車場着。
気温は11℃で結構暖かくなってきた。
途中から一緒となった多摩ナンバーの
ハーレー乗りと少し話す。
やはり今年はロングってるバイク乗りは
少ないと言っていた。
佐田岬駐車場より 海の向うは大分県
メロディーラインにて
R378からR197へ。佐田岬メロディーラインへ入る。
こちらは尾根上の道で左右に海が見え展望良好。
九州九十九島を望む風景似だ。(海好き必見?)
途中、数枚撮影をする。
三崎港を過ぎ県道256へ入ってから若干狭路になる。
道の駅「瀬戸町農業公園」より伊予灘を望む
佐田岬半島
1/2―――。
4時に起きるつもりが目覚めたら6時半。
やはり目覚ましが無いのは無理な様だ。
急いで身支度を済まし、7:30頃に健康ランドを出発。
街を出たところのローソンで朝食をとった後、
佐田岬を目指しR378通称“夕やけ小やけライン”を走る。
実は、今回のツーリングは志向が今までと変わっている。
所謂“ツーリングの為の写真”ではなく“写真の為のツーリング”で、
今まで無意識に行っていた事を意識下に置いてあったりするのだが・・・。
天候は晴れ時々曇りでまあまあ良い。
このR378は、信号が皆無に等しくゆるいコーナーが続く海岸線の道。
路面状態良好、流れは80km位で快走そのものだ。
ビッグバイクなら官能の一時を味わえそうな気がする。
景色は、下北半島陸奥湾沿いのR338若しくは九州鹿児島のR269に似ていた。