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倉田知典 HP (ケイタイ用) はこちらへ



取材風景
朝日新聞 千葉総局 記者 山野さん(左)

記 事

朝日新聞 2005年10月19日

足でつづった日記を出版 市原の倉田さん 

 両手が使えないため足でパソコンを使って日記を書いている市原市青葉台の倉田知典さん(35)がこのほど、日記をまとめたエッセー集「心からのメッセージ」(文芸社)を出版した。読者からは「前向きで癒やされる」「足でキーボードを打つなんてすごい」との反応が寄せられている。倉田さんは「メッセージが伝わってうれしい」と話している。
 倉田さんは未熟児として生まれ、介添えが必要な重度肢体不自由となった。養護学校卒業後は仕事や出会いのない生活だった。21歳の時に健常者とともに福祉や街づくりを考えるサークルを立ち上げた。「いろんな出会いがあって周りに教えられた」
 日記は友人の助言がきっかけだった。「外出できないなら、ホームページを作って気持ちを外に発信してみたら」と言われた。いすに座り、床に置いたキーボードを、左足の親指で押す。一文字打つのに約2秒かかる。
 周囲との様々な出会いやふれあいの中で感じた素直なメッセージをつづった。インターネット上に公開している。「私の言葉を読んだ人が前向きになってくれて、人生を何かしらプラスに感じてくれればうれしい」
 同書は1400円。問い合わせは文芸社(電話03・5369・2299)まで。 

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取材風景
産経新聞 千葉総局 木更津通信部 記者 北村さん(左)
倉田宅 にて


記 事

産経新聞 2005年8月15日

「障碍」持つ倉田さん エッセー集出版
心の幸せを足でつづる


 重度肢体不自由の体で講演活動などを続けている市原市青葉台の倉田知典さん(三五)が、足でパソコンのキーボードを操作しながら自分のホームページ(HP)につづった詩やメッセージなどを記したエッセー集「心からのメッセージ」を十五日に出版する。「障碍(しょうがい)があるから何を訴えたい−という内容の本ではない。障碍の有無を問わず、読む人が人に共通する願い、幸せとは何かを自分の人生にあてはめて考えてもらえればうれしい」と話している。
 『心の幸せとは、目標や願いや夢を達成することではなく、今の環境の中で、どれだけ幸せに気付くことができるかだと思う。実際には、そう受け取れる時期とそうでない時期が人生にはあることが本音かな…』
 エッセー集には、ここ五年の間に書き留めた詩、メッセージなどから良い作品を抜粋、加筆するなどして日記形式で収録した。
 倉田さんは未熟児で生まれ、全面的な介添えを必要とする重度肢体不自由な体になった。「障害」を「障碍」と書くのは、決して「害」ではないとの信念からだ。「碍」の字は妨げを意味する。エッセー集は、「あとがき」以外では「障碍」者であることにほとんど触れておらず、今年初めに原稿を応募した出版社「文芸社」からも「心の軌跡や気持ちが伝わってくる。『心のバリアフリー』がよく表現されている」と評価され、全国出版されることになった。
 小中学校や福祉施設などで十五年以上も続けている講演活動でも、「障碍」があって困っていることや、助けてほしいことなどを話すわけではない。「自力外出できないとか食事に介助が必要だとか、そうした点を訴えるのは簡単。(講演は)私の本当の心の内を知ってもらい、直接触れ合うきっかけの場にしたい」と話す。今回のエッセー集にも同じ思いを込めたという。
 養護学校の高等部を卒業後、「障碍」者、健常者の分け隔てなく支え合い、友達作りや福祉の町づくりを進めるサークル「ウィズ エブリワン」を二十代前半で設立。三年前にNPO法人(特定非営利活動法人)化し、理事長を務める。今年一月には市原市地域福祉計画策定委員に委嘱された。
 「ハンディは一つの個性。こういう体でも気持ちの持ちようで幸せはつかめる」と話している。
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 エッセー集の問い合わせは 文芸社 (電) 03・5369・2299。
 倉田さんのHPは「 http://www.skz.or.jp/taiwa

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取材風景
千葉日報 編集局次長・経済部長・論説委員 山口智さん(左)
千葉日報 本社 にて

記 事

千葉日報 表紙 2005年7月24日

『 忙人寸語 』 

 この人の前向きな生き方を目にすると、『(健常な)自分はもっともっと頑張れるはずだ』と思えてくるから不思議だ。市原市在住の倉田知典さん。ことし三十五歳になる。 
 八カ月の未熟児で生まれたため、全面介添えを要する肢体不自由。今も車いす生活である。しかし、はた目には「大変だろう」と思えるハンディを背負った境遇を、周囲には微塵(みじん)も苦と思わせないほど前向きに生きている。 
 倉田さんとの出会いは約十年前になる。健常者と障碍(がい)(他人を害するという意味のある「害」は使わないというのが倉田さんの主張)者との交流グループ、「ウィズ エブリワン」を立ち上げ、行政(市原市)と一緒に「福祉マップ」を作る活動を取材してから。 
 当時二十代半ばだった若者は会うたびに たくましく成長。同グループをNPO法人化し、県や市の福祉計画づくりにも委員として積極的に参画。今や当たり前と なりつつある駅のエレベーター・エスカレーター設置など街のバリアフリー化への貢献も大きい。 
 二年前には中学校での講演録をまとめた小冊子「心のハーモニー」を発刊。
 さらに今度は自らの心の軌跡をまとめたエッセイ集「心からのメッセージ」を出した(本紙18日付17面)。 
 帯を飾る「見かけは不自由、心は自由!」の言葉が いかにも倉田さんらしい。普通の若者と同様、夢を追い、愛を求め、社会の理不尽さに怒る。巻頭の絵やイラストも倉田さんが描いたものだ。 

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取材風景
千葉日報 市原支局 林 記者さん(左)
市原市役所 記者室 にて

記 事

千葉日報 2005年7月18日

『現代人励ます 癒しの言葉』

市原の倉田さんが出版
エッセイ集「心からのメッセージ」

 特定非営利活動法人「ウィズ エブリワン」理事長の倉田知典さん(35)=市原市青葉台=がエッセイ集「心からのメッセージ」(文芸社、1400円)を来月一日、出版する。「人生は必ず変化する。過去の苦楽が続くとは限らない」など心に響く言葉で読者の心を癒す。
 倉田さんは未熟児で誕生したため生まれながらに介添えを必要とする重度肢体不自由者となった。一九九一年に障害者と健常者の交流を推進する「ウィズエブリワンを提唱し障害者の立場からバリアフリーの街づくりなどを提言している。
 エッセイ集は、二〇〇〇年三月から今年三月まで、ホームページに公開した日記に つづった内容をまとめた。「その日の出来事や感じたことをパソコンで打ち込んだ。三日坊主で終わると思ったら五年間続いてしまった」と話す。
 車いす生活を送る倉田さんだが、ハンディキャップには直接触れず、文章からは暗さが一つも感じさせない。「人生は必ず変化する」「苦も幸せも自身の心がけ次第」など悩み多き現代人を励ます多くの言葉を投げかけている。
 倉田さんは「障害を乗り越えて一人の人間として読者に語りかけた。読んだ人が人生の参考にしてくれればうれしい」と話す。

 問い合わせは文芸社(電話03―5369―2299)。

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記 事

地域新聞 市原西版・市原北版 2005年10月7日

「この人」 『見かけは不自由、心は自由』
〜 心からのメッセージ 〜

 市原市に住む倉田知典さんは1970年 生まれの35歳。早産のために、首も両手も不自由となり、座ることも歩くこともできなかった。けれども、家族ぐるみのリハビリのおかげで9歳の時に少し歩けるようになったそうだ。
 その練習が凄い! 9歳の夏休み、夕方になると毎日のように公園に行き、自力歩行の練習をしたのだが、両手が使えないため転ぶと まともに顔面を地面にぶつけてしまい、顔中、汗と血だらけになってしまった。心配した親が「もう やめよう」といっても頑張ったそうだ。
 その頑張り屋の倉田さんの現在は、足でパソコンを操作したり、健常者と障碍(がい)者の仲間たちと共にNPOを数年前に立ち上げ、楽しい旅行や食事会、福祉や街作りなどの活動を続けている。
 また、各地の学校や福祉・医療施設などで、講演も精力的に行っている。
 5年前に友人の進めで自身のホームページを開設し,毎日、足で更新している。最初は その日のことを何となく書いていたのだが、段々とカウンターの数字が増えていくのが面白くなり、心に浮かんだ考えや、メッセージなどを書くことが多くなったという。
 そして、その中から抜粋したものを加筆、修正して、この夏、全国書店で取り寄せ出来る、1冊の本として出版した。
 倉田さんは言う「人は生かされ合い生かし合い、生きている。感謝し合い生きること。たった一度の人生、たった一度のこの瞬間、大切にしたい。」と。
 真面目とユーモアで純粋、そして、時には恋に憧れる一人の青年。色々な顔をみせてくれた。
問合せ先

 http://www.skz.or.jp/taiwa

 tomonori.taiwa@gmail.com

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記 事

シティライフ 市原版 2005年7月30日

記 事

シティライフ 外房中央版 2005年8月6日

ハンディキャップは一つの個性!見かけは不自由心は自由!
倉田知典さんがエッセイ集「心からのメッセージ」を出版

 
 8月1日、青葉台在住の倉田知典さん(35)が、文芸社からエッセイ集『心からのメッセージ』を出版する。倉田さんは未熟児で誕生したため、生まれながら全面介添えを要する重度肢体不自由となった。14年前、ハンディキャップのある人、ない人を問わず友だちづくり、まちづくりを進めるサークル『ウィズ エブリワン』を立ち上げ、幅広い活動を展開する。5年前、友人から勧められて開設した自身のホームページで綴った日記を、今回一冊の本にまとめた。
 「日記のスタイルをとっていますが、僕にとってはシンガーソングライターが作詞するのと一緒でした。作詞作曲は不得意なので、自分の素直な気持ちをメッセージに込めました。人は皆 長所、短所もある、そして色々。だから、受け止め方も様々だと思いますが、どんな立場、環境であれ、読んでくださった方が共感し、癒され、幸せを感じてくれたらうれしい」と、手が不自由なため文章はすべて足を使って入力。多くの出会いや出来事を通じて感じた気持ちをストレートに綴ったエッセイは、普段忘れている多くを気づかされると同時に、人生の応援歌にも聞こえる。
 恋愛への夢、人との触れ合い方、物事への取り組み方や考え方など。日常を表現した内容からは、著者が障がい者であることを意識しない人も多いだろう。しかし、本人をよく知る友人は「せつない。けなげ」だと感想を語る。なぜなら、いつも前向きに行動し、願いが叶っているはずなのに、叶っていない部分も見えてしまうという…。
 肩書や立場にとらわれない自分自身をストレートに表現したかったという倉田さん。「見かけは不自由、心は自由!ひとりの人間として、語りかけました。人の気持ちは毎日変化しますから、僕自身読み直す度に違った印象を受けるでしょう」と話す。(国)

※ 「心からのメッセージ」(1400円)全国書店で購入・取り寄せ可
文芸社 TEL 03-5369-2299

倉田知典 HP http://www.skz.or.jp/taiwa

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記 事

京葉新聞 2005年12月15日号

[ 倉田知典 さんが エッセー集 出版 ]

 生まれつき重度肢体不自由のハンディを負いながら精力的に講演や市民活動を続ける市原市青葉台の倉田知典さん(35)がこのほど、自分のホームページにつづった日記をまとめたエッセー集『心からのメッセージ』(B6版146ページ)を文芸社から出版した。手が不自由のため、足でパソコンのキーボードを操作して書き溜めた最近5年間の日記から抜粋、加筆した自身の心の軌跡を収録した。
 倉田さんは8か月の未熟児で生まれ、全面的な介添えを必要とする障碍者(障害は「害」ではないとする倉田さんの表現)になった。高校卒業後、行き場所がなく自宅で過ごす日々を送っていた倉田さんは、「人情あふれる仲間と継続的な触れ合いの輪を広げ、心の支え合いが快くできる環境の実現が進めば」と願って、健常者と障碍者が友だち作りや福祉の街づくりを進めるサークル「ウィズ・エブリワン」を設立、のちにNPO法人化した。また同市地域福祉計画策定委員に委嘱され、障碍者の立場から地域のバリアフリー化に貢献している。
 エッセー集では、障碍に直接触れず、キャンプや居酒屋でのエピソード、淡い初恋の思い出、恋愛への憧れなど日常生活で感じた様々な想いと、周囲の人たちへの感謝をつづった。普通の若者と同様、夢を語り、自身の心の内面に向き合って素直な言葉をぶつける。「あとがき」で初めて自分の生い立ちと障碍を説明し、「様々な立場の人々が心の歩調をとりあい、人情と絆を深め、心の個性を尊重し合える社会になるように」と締めくくる。巻頭やカバーのイラストも、倉田さんがパソコンで描いたものだ。
 定価1400円。問い合わせ 03・5369・2299(文芸社)。
 倉田さんのホームページ http://www.skz.or.jp/taiwa

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毎日新聞 全国紙面(広告) 2005年8月23日


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